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2016/3
セルフマッサージ 刺激の強度
首肩の慢性的なコリで来院されているS様。
先日そのS様が、首のコリがあまりにひどく、棒を使い自分で強くマッサージしたところ、余計に痛くなり、さらにコリが一番強い部分の感覚が鈍くなったと言うことでした。
首肩の施術をしながら刺激の感度を確かめていくと、刺激に対して筋肉の感覚が鈍くなっており、いつもより筋肉の緊張が緩和しにくい状態になっていました。
筋肉は棒や柱などの硬く尖ったもので刺激しすぎると、筋肉の受容器が刺激に対して鈍くなるため、このような状態になってしまう場合があります。
その後S様には、棒などで強く筋肉を刺激するのではなく、指で筋繊維の流れに沿って軽めに押してもらったり、ストレッチなどをしてもらうようにお願いし、数回後には通常の刺激の強さでも筋肉がほぐれ、押された時の鈍さもなくなっていました。
セルフマッサージする際は力による強い刺激は逆効果になるので、適度な強さで行ってみてください。
またセルフマッサージについてご質問があれば、施術の際に患者様の体に適した方法をご説明させてもらいたいと思いますので、是非ご質問ください。
「経堂 整体 マッサージ」せき整体院 鈴木