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2014/12

コバケンさん

daiku
毎年、年末に中学生時代の友人達とベートーヴェンの第九のコンサートに行ってから、忘年会をすることが恒例になっていて、今回で13回目位になります。
今回の第九の指揮者は小林研一郎さん(通称コバケン)。
コバケンさんは熱い指揮者として日本の代表的な存在ですが、私は初めて聴きました。
毎回同じ第九ですが、指揮者や楽団が違うと曲のテンポが早かったり、遅かったり、激しかったり、綺麗だったりで、十人十色です。
熱いと言われるコバケンさんですから、激しい第九になると予想していました。
コバケンさんは74歳細身で小柄な方です。
なぜ、そのようなコバケンさんが熱いと言われるのか外見とのギャップを感じていました。
結果的には熱いと言われる理由がわかりました。
確かに激しい第九ではありましたが、繊細さも兼ね備え、何よりも楽団員の方達の統率がしっかりとれていました。
そして初めての経験でしたが、観客の雰囲気がなんだかいつもと違いました。
大体観客の中で演奏中に物音をさせてしまう方が必ずおられるのですが、演奏の途中で一瞬の間がある際も、物音ひとつぜずに空気がはりつめていました。
観客に緊張感があり、コバケンさんの熱い指揮に巻き込まれている感じでした。
コバケンさんの指揮する姿はけっして格好いいものではなく、むしろカッコ悪い。
でも一生懸命指揮し、一生懸命第九を作りました!という気持ちが、楽団員と観客を魅了し、熱いと言われる所以だと思います。
私はコバケンさんが大好きになりました。
私も整体師としてコバケンさんの様な仕事をしていきたいと思っています。関口

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