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2014/12
疲れと酸素不足
いよいよ今年も残すところあと一ヶ月を切 りましたね。 年末で仕事が忙しく疲れがとれにくいと言う方も多いのではないでしょうか。
パソコンを使用している時、重い頭を支えていること自体がつらく、首がすぐに疲れてしまうといったことはありませんか?
「頭を支える」「姿勢を保持する」ための筋肉も、その機能をしっかり発揮するには、十分な酸素が必要です。筋肉の血流の滞りを防ぎ、酸素を行きわたらせた状態にしなくてはなりません。ですから、首や肩周り、背中などの筋肉が凝り固まっているままだと、筋肉の酸素不足を起こしてしまう恐れがあるのです。
酸欠状態になると、筋肉のコリ感も解消されず、座っているだけでも疲れてしまったり、頭の方への血流も低下することにつながります。
酸素が足りない可能性のある人は、まず呼吸を深く行うようにエクササイズをしましょう。呼吸にも筋肉の働きが必要です。 通常は、横隔膜や肋骨の間の筋肉、そして、頑張って呼吸を深めようとした際は、 首やお腹の筋肉も使われます。
自律神経のバランスが調整されると、酸素不足も解消されやすくなります。そして、 体の筋肉がほぐれていくと、日頃の生活で も体が楽に感じるようになり、こわばって いた表情も和らぎます。気が付いた時や仕 事で忙しい時にもぜひ、意識的に深呼吸を 繰り返してみて下さい。 鈴木信之介