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2014/7
食中毒
食中毒
梅雨も後半戦に入りましたが、いかがお過ごしでしょうか。
食中毒を引き起こす細菌の多くは、室温(約20度)で活発に増殖し始め、人間の体温ぐらいの温度で増殖のスピードが最も速くなります。
そしてもう一つの理由は夏バテなどによる抵抗力の低下です。
また細菌が少量であれば、食べても胃液により殺菌され、食中毒は発病しません。
しかし、大量摂取した水で胃酸が薄まっていたり、胃薬によって胃酸の分泌が抑えられていると、十分に殺菌されず、食中毒になりやすくなることもあります。
食中毒の予防法としては基本は手洗いです。
手には様々な細菌がついているので、料理前には指の間、爪の中、手首まで石鹸を使いきれいに洗いましょう。
また食品の菌が調理器具に付着し増殖する食中毒もあるため、調理器具の殺菌などにも気をつけましょう。
梅雨の後半戦、体調を崩さずに、夏を迎えられるよう食中毒には気をつけましょう。