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2024
変形性膝関節症と整形外科で診断されたS様は、足をひきずりながらご来院されました。
〈所見〉
早速、診させいただくと気になったのはO脚でした。ご本人に伺うと元々O脚は無かったとのことでしたので、変形性膝関節症による軟骨の摩耗が原因でO脚になってしまったことが考えられます。また、膝の動きを診させいただくと、屈曲しきれない状態になっていました。
〈施術内容〉
膝の痛みは腰や臀部が原因になっている事もあるのですが、S様の場合は問題なく、足全体の筋肉を緩める施術を徹底しておこないました。何度か施術を繰り返すうちに、表層筋がゆるみはじめ、奥にある深層筋の硬さが目立ち始めました。今度は深層筋に着目し更に徹底して深層筋を緩める施術を行いました。
〈施術効果〉
S様に毎回、膝の具合をお聞きすると、「あまり変わらないですね。」→「少しだけ良い気がします。」→「良い日にもあれば、悪い日もあります。」→「たまに痛い日もあるけど、最近、良い日が多くなりましたね。」と言っていただいております。
〈担当者感想〉
初めにS様のO脚を見た時は、正直なところ「だいぶひどそうだな。」と思いました。
しかし、ご本人の膝を良くしたいという思いが強く、なんとかしなければという気持ちにさせられました。
筋肉の硬さが非常に強く、簡単に緩んではくれませんでしたが、粘りに粘った結果、徐々に緩み始めてくれ、症状もそれに伴い改善してきてくれているので、良かったです。今後は更に痛みを無くし、膝の関節の可動域を広げていくように、関節にもアプローチしていきたいと思っております。
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